こんにちは!
フリーランスウェディングプランナー/ウェディングMC
長谷川円香です。
先日ブライダルを学ぶ学生向けのLGBTQの授業を柳田先生にやっていただいた時の
学生たちのイラスト。
頭がカチカチの大人と違ってとても柔軟。
色んなウェディングのカタチがあってすごくイイ。
とてもいい。
今回。これから社会に出る学生たちに、
柳田さんの授業を聞いて欲しいな。とLGBTQの特別講義を企画をしました。
柳田佳寿美さんはこちらから
そして、
2日間の授業後にコメダコーヒーで二人で軽く打ち上げをした時に
柳田さんから「どうして私のこのLGBTQ普及活動に価値を感じてくれて、いつも応援してくれるの?」
と聞かれました。
何年か前から柳田さんの活動は応援していたけど、
そう言えば、なんでだろ??
って。
良く良く考えたら自分の結構深い所に行き着きました。
言葉の暴力に傷ついている人がいる。
って事に気づいたから。
これは私の小学校3年生の頃の話。
結構ひどいアトピーでした。
冬は特にダメで、乾燥でガサガサ。
象の皮膚みたい。赤切れも痛くって辛い。
時に包帯や絆創膏だらけの日も。
だけどそんなに人と違うなんて思ってもいなかったのです。
そして、
学校でよくある事。
運動会の練習やら
遠足やら。
隣の人と手を繋ぐ機会。
はーーい、
ではペアになって手を繋いでくださーーい
という機会。
普通に結構ありますよね。
その時にペアになった人から
「アトピーがうつるから、手を繋ぎたくないです。ペアを変えて下さい」
と言われてすごく驚きました。
その時には
そっか。ごめんね、って思ったんだよな。
とってもショック。
それ以来、
隣の人と手を繋いでください。
と言われるたびに
手を繋いでもらえるかな。
気持ち悪い思いさせてないかな。
ってずっと思ってます。
結果的に今も
右手はステロイドを繰り返し使った影響でシミが出来ていて。
本当美しい手に憧れしかないです。
手はその人を表すから手を見ろ。
手が汚いのは女性らしさが足りていないから。
みたいな言葉を雑誌で見るたびに
自分は汚い手だからな。
って毎回心がチクチク。
実は今だに名刺交換で右手を出すのも
お客様の前で文字を書くのも少し怖いです。
言葉の暴力って
何年経っても影響力があるんだな。
とこれが自分で感じたこと。
そして。。。
何年か前に初めて
柳田さんのLGBTQの授業を聞いた時に
「新郎新婦」
というブライダル業界で本当に
毎日のように
何気なく
当たり前に使われているこの言葉というか用語というのか。
LGBTQの人の中には
新郎新婦という言葉で傷ついている人もいるんだよ。
という事を聞いて。
その時に知らないって怖いな。
無知は人を傷つけるんだ。
と衝撃を受けたことをよく覚えています。
自分が言葉の暴力反対。
とか思っているくせに
自分も傷つけていたかもしれない。って。
学生たちにはこれから社会に出る前に
自分以外にも人がいて、
その人を否定しない。
尊重する事も知ってほしい。
そう思っています。
そして、
柳田さんの授業を聞いて欲しいと今回特別講義を企画をしました。
学生たちにはどう響いたんだろうな。
難しかったかなぁ。
LGBTQの基礎編。
婚礼業界の人だけでなく。
色んな業界の人も一度柳田さんの授業を受けて欲しいです。
当事者じゃないからこそ聞ける、
客観的な話。
気になった方は
私に連絡ください。
本日もブログにお越しいただきありがとうございました。