歴史的な料亭での婚礼、和の究極なおもてなし。

こんにちは!
フリーランスウェディングプランナー/ウェディングMC
長谷川円香です。

こちらは昨年に行った料亭での結婚式。
和の空間。

都内で100年以上の歴史がある建物は珍しい。
入ると空気感が違う。
私でも分かります。

そして、
こういった場所での婚礼はとてもとても緊張します。

金屏風一枚だって
勝手に移動できませんし、
金屏風は素手で触ってはダメだから。

音響さんと一緒にマイクスタンドを
移動するのもそろりそろり。
歴史的な建物は壁なども修復出来ない場合があるからです。

和のこと。
私は詳しくはないので、
なんとなく肌で感じるのみですが・・・

本物の「和」の空間は空気感が違います。
凛としている。

ゴテゴテとしていなくて。
無駄が一切ない。

婚礼の日にふさわしい掛け軸だけで空間が完成。
ハレの日に合わせた掛け軸を選んで掛け替える。
って事がすごい。

建物は生きていて、
夏用と冬用のしつらえがあったり。
四季を感じるお料理は彩りも器も
「ホエー」しか言葉が出なかったです。

ふさわしい言葉を選んでゲストに届けるのも楽しい仕事でした。
ちなみに。こちらの婚礼に向けて
「和」について結構事前に勉強しました。
女中頭さんにも沢山教えていただきました。

そんなこんなで、2020年は「和」が好きな新郎さんとご縁がある事が多かったです。
茶道をやっていた事もある方。
ご自身の家の家紋も分かる方。
ちなみに新郎さんでご自身の家紋が分かる方なんて本当に少数派です。
新婦さんだって分かる方は少ないと思います。

そういえば、
先日お会いした新郎さんが
最近のステイホームで「盆栽に目覚めた。」
と言っていました。

盆栽に目覚めた事。
良く良く聞いてみたら
ご実家にルーツがあるのかもしれないな。
と思ったのです。

今年の秋。
ご両親にお会い出来るのもとても楽しみだな。

本日もブログにお越しいただきありがとうございました。
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